合格体験記(2007/H.Y.)

【入学年度】2007年
【年齢】32歳
【職歴】日系素材メーカー8.5年、仏系化学メーカー1.5年
【私費/派遣】私費
【最終学歴】 慶應義塾大学 経済学部

■準備開始時期
MBAを選択肢として考え始めたのは4年前。本腰を入れて始めたのが2年前です。

■TOEFL対策 
1.リスニング
とにかく量を聞くこと。Nature, Scientific American, Economist等のpod-castを通勤中に聞きます。English journalのInterviewも面白いし、個人的にはJFKの就任演説やSteve JobsのStanfordでのスピーチを好んで聞いていました。繰り返し同じものを聞くことで”not A but B"といったキーワード前後での変化や、自分が聞き取りにくい表現がわかるようになります。

2.リーディング
単語です。苦痛ですがTOEFL3800を完璧に覚えること。LV3途中から徐々につらくなり、LV4になると知らない単語だらけになると思います。私の場合、英語の小説を読むことはさほど苦痛ではなかったのでTOEFLのリーディングは朝飯前と思っていました。しかし、なぜか思うような点数が出ずに悶々としていたところ、予備校の先生に”騙されたと思って単語をやれ”、と言われ、素直に従ったところRCセクションで満点が出ました。

3.文法&スピーキング
文法は、過去問を繰り返しやることで確実に上がります。他に近道は無いと思います。スピーキングはiBT受験者ではないので何とも言えませんが、私が外人と議論する時に気をつけていることは”なるべくシンプルにSVOで話す”ことです。プレセンテーションでも、チャートを解説する時でも、①状況分析:This Chart is about…  ②From this chart, I want to say… ③ For further investigation we need…、といった感じです。仮定法をなるべく使わずにシンプルに言うことでだいぶ解りやすい英語になると思います。ご参考になれば幸いです。

■GMAT対策
1.SC
独学では6-7割が限界だったのでYES(http://yes-05.com/index.htm)に通いました。元IFの看板講師である吉井先生の解説を聞くこと、問題を何度もやり直すことで最終的には8割以上取れたのではないかと思います。GMAT SCはTOEFLと違い、”文法的に正しい”ではなくて”ベストな表現”を選ぶ問題なのでパターンをどれだけ理解しているか、だけでは乗り切れません。プロに教えて頂く効果が大きいと思います。

2.CR
比較的得意な分野でした。市販されているオフィシャルガイドと実際に出る問題にはさほど差が無い気がします。読解力を問う新傾向の問題が出ることもありますが、単語をきちんと覚えていれば大丈夫だと思います。

3.RC
実際の問題はオフィシャルガイドよりもずっと短く、おそらくNativeにとっては最も簡単なセクションになりつつあると思います。つまり、絶対に捨ててしまってはいけません。文章の内容よりも構造を捉えることに注意して読みましょう。速読と読書量が必要なのでオフィシャルガイドを3回繰り返しやって、その都度制限時間を短くしていくといいと思います。おそらく同じ問題を何度も間違えることになるので、なぜ間違えるのかチェックして自分なりの解説を作ることが大切です。

最後に、GMATでは時間管理が大変重要な要素であることをコメントします。MATHでは解き方が分かっても時間が掛かる解法は命取りになります。VERBALでは分野に関わらず、諦めて飛ばさなくてはいけない問題が出てきます。こうしたタイムマネジメントや”自分よりも早く解く方法”については友人と一緒に勉強しなければなかなか習得できないと思います。

■エッセイ対策
“Why MBA?”, “Why now?”, “Why Cambridge”に加え、”How I can contribute”があると良いと思います。Cambridgeのエッセイは比較的短いので無駄なくポイントを書く必要がありました。幸い、米系MBAの長いエッセイ(1500字)を複数書く過程で、幾つかの重要なポイントを見つけ出すことができていたので、それらを結びつけて書きました。

■推薦状対策
ここでも”Why he need an MBA?"という質問に対する答を書きました。基本的に私が書いて欲しいと思う内容を事前に箇条書きにしてお渡しして、推薦人の方と一緒に打ち合わせした上で、書いていただきました。実績や成果そのものよりも、性格や”How he made it”を重点的に押さえて頂きました。

■インタビュー対策
エッセイで書いた内容をレビューできるようにNativeのカウンセラーとセッションを複数回持ちました。どうしても詳しく説明したいという欲求があるので長くなりがちですが、全ての質問に対して2-3分で答えられるよう、トレーニングを積みました。

■インタビュー内容
“Tell me about yourself”で答が終わらない内に、”OK, tell me everything about Toyota”でした (笑)
ここで焦らず、”You mean, everything I know about Toyota?” と落ち着いて聞き返しました。質問を確認しているふりをしている間に、”カイゼン、カンバン、無駄&ムラ”等のキーワードが浮かんできましたので、”カンバンについて思うところを述べたいけど、良いですか?”と言ったところ、それでいい、ということでしたので、自分の経験に照らし合わせてお話したところ。”ふーん”という感じでした。最後は”Why MBA?"みたいなことを聞かれたような記憶があります。面接官は先生とアドミッションの2名なのですが、先生は途中電話に出たりしていて正直、あまり感じ良くなかったです(笑)。他の人に聞いたところ、普通に微笑ましい会話だったり、いきなり算数の問題出されたり、色々あるようですが、基本的にはその人の良さを見る面接だそうですので、あまり緊張せずに臨めば大丈夫だと思います。インタビュー自体は30分で終わってしまいますが、その前後にInformation Sessionがあったり、在校生の方との交流を持つ場があったりするので積極的にコミュニケーションを取りましょう。学校に着いた時点で、すでに様々な国の人と接することができます。私のRoundではナイジェリア人の方がいて、面白い話が聞けました。

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