合格体験記 ( 2009 M.T )

【入学年度】 2009
【年齢】 38
【職歴】 総合商社(5年)、欧米投資銀行(4年)、政府系金融機関(6年)
【私費/派遣】 派遣
【最終学歴】 国立大学教育学部、米国大学院修士(国際関係)
【海外経験】 米国大学院留学2年、その他出張多数
【はじめに】
私の場合、通常のMBA受験者と比較し、職歴が長い事、民間・政府系の両方の職務経験がある事、米国修士課程を卒業している事が特徴として挙げられます。従って、テストの点数に拘るのではなく、いかにプログラムに貢献できるかに重点を絞って出願書類を整えました。
また、学校選択にあたっては、下記の点を重視し、最初からケンブリッジMBAを第一志望候補群の一つとして考えていました。
1. 欧州のトップ校(既に米国留学経験がある為)
2. 1年間(年齢上1年間の勉学で十分であり、かつ派遣の条件でもある為)
3. MBA(or EMBA)という学位が取得できる事
4. 平均年齢が高い事
5. 自分が学びたい分野(Financeではなく、General Management志向)が強い事
6. コンサルティングプロジェクト等が充実している実践的な内容である事(地元コミュニティのビジネスとの連携があれば尚望ましい。)
7. 家族(妻、娘4歳)での渡英となる為、治安等を含めた住居環境
【TOEFL】
私は最後までスコアメイクに苦しみましたので、あまり参考になりませんが、ポイントだけに絞って、記します。私の場合、AGOSでWriting / Speakingのクラスを受講し、その他は市販の問題集・単語集を使って勉強しました。今から振り返ると、単語集の勉強が、スコアアップに対する直接的な効果が最もあったように思います。その他に、Speakingは、話す絶対量を増やす事が必要と考え、Skypeを活用した英会話レッスンを受講しました。(SpeaklineやRareajob)。結局10回位受験し、10月に102点をとり、終了としました。
【GMAT】
6月の第一回目410、9月の第二回目480、12月の第三回目640というスコアでした。過去問、AGOSの授業(Verbal・AWAのみ)・市販の問題集(Quantitativeは、インターナショナルマスアカデミーが出版している問題集を購入)を活用しましたが、私の場合、結局、最後までコツをつかむ事が出来ませんでした。というよりも、言い訳になりますが、GMATというテストに対し、自分の貴重な時間を割くことがあまり意味のある事と思えなかった為、最後まで身が入りませんでした。しかし、12月上旬時点で400点台という状況に追い込まれ、さすがに焦り、最後は、夜中の2時頃帰宅後、朝の5時頃まで勉強時間をつくり、2週間、最低限の事(AGOS問題集・市販問題集・Prep Testの繰り返し)をこなし、最低限の点数をぎりぎりのタイミングで確保しました。
【エッセイ対策】
ケンブリッジの2nd Roundの締切りに間に合わせる為、GMAT終了後の年末年始の休暇中、1週間程度でドラフトを作成し、海外に住んでいるネイティブスピーカーの友人に最低限の文章チェックをお願いした上で、完成させました。ケンブリッジのエッセイは、オーソドックスな内容の質問ばかりであるものの、字数制限が厳しく、いかに質問に的確・簡潔に回答しつつ、自分のオリジナリティを出すかがポイントと思います。私の場合、転職経験、家族、MBA後の自分の将来像等について、自分の思いを素直に表現する事に注力しました。
【推薦状】
ケンブリッジの指定通り、直属の上司、同僚に12月上旬に作成をお願いしました。幸いにも、両名ともMBAホルダーであり、私の事をよく知っている方々であった為、私からは、締切日と、どんな内容でも良いので正直に記載してほしいという事のみ伝えました。
【インタビュー対策】
AGOSのカウンセリングを利用し、典型的な質問(Why MBA, Why now, Why Cambridge?) 等に対する回答を準備した上で、モックインタビューを数回練習しました。おかげでインタビューだけは自信をもって迎える事ができました。ケンブリッジの場合、インタビューに呼ばれれば合格率がかなり高いと言われていますが、近年ではwaitにされる場合もあるので、油断は禁物です。特に、Why Cambridge?と、最後の質問は重要視されていると思います。また、一昨年ぐらいから東京でのインタビュー(2nd Roundで渡英できかったアプリカントと3rd Roundのアプリカント)も4月上旬頃実施されていますが、 東京での面接のタイミングまで待つと、 残りの枠が少なくなってくるので、競争はかなり厳しくなります。可能な限り、2nd Roundまでの出願、現地でのインタビューを目指すべきと思います。
【その他】
連日の深夜帰りという業務と家庭をもつ身での受験は、会社派遣であるが故のプレッシャーも大きく、想像以上にしんどかったというのが受験を終えた感想です。推薦状の依頼を快く引き受けてくれ、全て準備してくれた上司・同僚、エッセイを短期間で見てくれた友人、それと米国留学の経験がなければ、今回のようなギリギリのタイミングでの出願・合格はできなかったと思います。お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、ケンブリッジMBAプログラムにいかに貢献できるかという視点で、1年のMBA生活を満喫したいと考えています。皆様も是非ケンブリッジMBAにチャレンジしてみて下さい。

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