合格体験記 ( 2012, Ma )

【年齢】 32
【職歴】 日系企業・システムエンジニア・9年
【私費/派遣】 派遣
【最終学歴】 京都大学理学部
【国外経験】 旅行と出張以外なし
【Why MBA】
以下すべてが2008~2009年の間に起こり、留学を意識するようになった。MBAである必然性は少なく、「MBAに行きたい」というより、「海外経験を積みたい」が正直なところです。
1.業務面
・海外顧客を担当した際、英語の意思疎通に失敗。
・所属する会社が海外事業を拡大しており、上記の経験を踏まえて、海外で通用する人材になって帰ってきますといいやすい状況だった。
2.プライベート
・帰国子女の妻からの刺激。
【Why Cambridge】
以下二つの条件で絞ると必然的に、Cambridge、Oxfordが上位になる。大学が理系ということでCambridgeにあこがれがあり、第一志望とした。
・1年制(派遣留学の条件)
・英語圏希望(もう一言語習得する自信はなかった)
・学生の多様性
ほかは、US1年制×2校、UK×1校に出願している。
【TOEFL/IELTS対策】
当初はUS2年制を考えていたため、TOEFLのみ受験していた。あとから考えると、派遣の条件が1年制になった時点でIELTSに切り替えたほうが良かったかもしれない。
●点数推移
・35回受験、恥を忍んで全得点のグラフを載せます。

TOEFL ・8月に103獲得。ただし、103中のSが19のため受験を続けた。ただし、GMATやEssayに移行したため、「ただ受けているだけ」になり、かなりの無駄打ちをした。
・結局、合計100越えかつSが20以上は揃わず、上記で出願。この判断は正しかったと思う。
・さらに、2月,3月に100越えを2回出したのが最後のアピールとなった(はず)。
●科目別対策
○R
・得意セクション。単語以外は特に対策していない。
○L
・S、Wにも活きるので、最も強化すべきセクションだと思う。
・最も時間をかけましたが、最も安定しなかった。
・役立ったのはWEB TOEFL。費用も安くお勧めです。ただし、問題量が少ないので補完する教材が必要。この点の相談にも乗ってくれた。ここで紹介を受けた、Barronsは本番よりやや難しいが、非常に良いと思う。
・同じ教材を何度もトライした。聞けていると思っていても細かい点が聞けておらず、毎回新しい発見があった。
○S
・最も苦手なセクション。
・純ドメ、海外経験ほとんどなしで、最初は声を出すことすら難しかった。
・塾に通い、方法論はわかったが、実際には伸びず。グラフの通り、19前後に張り付いていた。
・11年7月からDonald(E4TG)に通い、何とか最高点22を獲得。
・Donaldの教えに従い、テンプレートは使用せず、ネタを7~8個用意しておき、それを問題に合わせて話す方針で臨んだ。詳細は彼の営業妨害になるなので書けないが、私にはこの方法があっていたと思う。また、彼からは回答のコツ(Readingの内容をどの程度触れるべきか、など)も教えてもらい、有効だった。
・会社の昼休みや通勤途中に、レコーダーで自分の回答を録音してチェックしていた。
・最高でも22と低いのは、根本的に発音、アクセントが悪いのかもしれない。時間があればこちらから改善するべきだったかも。
○W
・比較的伸ばしやすいセクション。ただしあと一伸びが難しかった。
・最初は文字数が稼げなかったので、とにかく書く練習をした。毎日、会社帰りに電車で座って1本エッセイを書くようにした。2か月ぐらい続けたら、25分で400word程度は苦も無く稼げるようになった。
・予備校では「同じ言葉を何度も使うのはNG」「少しは難しい文法を使うべき」「文頭のAnd、ButはNG」と教えるが、これらを無視しても得点は下がらなかった(これもDonaldの教え)。簡単に書くほうが早く・正確になる。※ただし、私があと一伸びできていないのはここに問題があるかもしれません。
・IntegratedはListining力が重要。ポイントを1つでも逃すと5は取れなくなる。
●全体を通じて
・「各セクションのベストが揃えば、、」という甘い希望は早々に捨てるべき。各セクションのベストの合計で、目標点+5点ぐらいを狙う必要がある(105点目標ならR29、L29、S24、W28(=揃えば110点)程度を取れる力がないと達成できない。
・Sの点数は低いが、結果的にインタビューは乗り切れているので、TOEFLの点にこだわるのではなく、ビジットするなどして、話せることをアピールして補うことも可能かもしれない。
・「英語力」ではなく「TOEFLの点」を上げることを目標とした。意見が分かれるところだと思うが、私は後者と割り切った。もちろん、RLSWすべてを学習するので結果的に英語力は上がる。 ただし、最初から一石二鳥を狙うと中途半端になったと思う(そもそも「英語力」は測ることができないので、、)。
・下手な鉄砲数打ちゃ、、という発想でたくさん受けています。結果的に緊張しなくなった。4時間を長いと感じなくなった。ずっと英語に触れ続けることができた。ただし、マンネリ化したのも事実。少なくて済むのに越したことはないですね。
【GMAT対策】
TOEFLに負けず劣らず苦しみました。年間上限の5回を使い切りましたが630点しか出せていない。
●点数推移
・AGOSで一通り勉強した後、7月に初受験。Verbal20に愕然とする。ただし、この時点ではまだ余裕があった。580(49, 20)
・8月、Verbal19となんと下がる。戦慄が走り、YESの門をたたく。570(50, 19)
・10月、満を持したがVerbal21。落胆。しかし、何とか600点を確保したことでBackUpには出願可能になる。600(50, 21)
・12月、Verbal27。Mathがまさかの48。結局この回が最高点。630 (48, 27)
・1月、Cambridgeの出願前日に、点が出ればもうけものと思って受験。あえなく失敗。
●科目別対策
○Math
・理系で大学受験しているので大丈夫だろうとたかをくくって、マスアカで単語のみしかやらなかった。
・ところが上記のとおり、一度も51が取れていないうえに、合計が最高点の時に48を出してしまう。なので、51を狙うなら理系でも勉強するべきだと思います。ただし、私の場合はVerbalが悲惨なので時間を取れなかった。
○Verbal
・受験プロセスすべてを通じて、最も思い出したくない科目。
・最初はAGOSで一通り学び、その後YESを受講した。AGOSは「解法を教える」、YESは「原理原則を教える」だと感じた。
・単に問題を解くのではなく、なぜそう考えたかを意識することが必要。私は、時間はかけたがこの点を怠ったと思う。
【エッセイ対策】
エッセイはAGOSを利用した。
最初は自分が受けるネタを持っているのか不安でしたが、カウンセラーにうまく引き出してもらった。
また、会社として海外に出ていこうとしていて、私はそのプランにぴったり一致する仕事をしていたため、学校側から見てもわかりやすいストーリーになっていると思う。
○進め方
・5月に日本人カウンセラーとネタだし開始。1回/月程度のペースでゆっくり。8月までかけて日本語ネタだし完了。
・9月からネイティブカウンセラーとエッセイ作成開始。第一志望は後回しの方がいいと言われるが、お題が汎用的だったCambridgeから着手した。
・最初は学校で分けるより、Why MBAやキャリアなど、汎用的なお題から着手するのがいいと思います。また、最初は文字数を気にせず長めに書いておき、後でカットするべきです(カットはカウンセラーまかせでした)。
・11月までかけてCambridgeをほぼ仕上げた。その後11月~12月でその他3校を仕上げる。
・結果的に、私はカウンセラーの繁忙期を避けることができた。結果、親身に相談に乗ってもらえたと思う。メールのレスポンスも早かった。
【推薦状対策】
受験中に客先常駐して働いていたため、顧客の私のことをよく知っている方と会社の上司に依頼した。
推薦者の負荷を減らすため、あらかじめ、強み/改善すべきこと/リーダシップなど共通テーマごとに整理して、推薦者にはそれを元にコメントをもらうことにしていた。
【インタビュー対策】
純ドメだったため、話すことにものすごく苦手意識があった。
しかし、結果的にはインタビューに呼ばれた場合は合格できているため、苦手意識がある方も練習次第でなんとでもなると思います。
・AGOSのインタビュー対策を合計9回実施。
・基本的な質問+過去のインタビュー質問(AGOSやWEBから入手)に対して、一通り想定問答を作成し、練習した。ただし、実際のインタビューでは流れを考えて、柔軟に回答するようにした。
・AGOSでは合計4人のネイティブカウンセラーと話をした。自分のことを知らない人に聞いてもらった方が新しい指摘があった。
【メッセージ】
私は、純ドメ・英語苦手・点数低い、ですがなんとか合格できました。
結果的に私が合格できたのは以下の3点が理由だと思っています。
①着手を早め早めにした。
②マルチタスク(TOEFL・GMAT・エッセイの重なり)を厭わななかった。
③テストの点がそこそこでも、エッセイとインタビューで勝負した。
特に、(US2年制狙いの若い受験生には当てはまらないと思いますが)ヨーロッパ1年制を狙うなら、③は重要なのではないかと思います。

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