合格体験記 ( 2012, Y )

【年齢】 35歳
【職歴】 民間金融機関 13年
【私費/派遣】派遣
【最終学歴】 同志社大学 法学部
【国外経験】 米国5年(幼少期)、 インドネシア4年半(赴任)
【Why MBA】
MBAは、入社直後から漠然と学びたいと思っていたものの、本当に役立つのか疑問もあり、先送りしていました。転機は仕事でインドネシアに赴任した際に、取引していた現地企業の幹部のほとんどが欧米の大学院で学んでおり、差を感じた時でした。グローバル化が進む中、海外企業との関わりも更に増えると思ったので、留学することにしました。
【Why Cambridge】
ケンブリッジにした理由は下記の通り、色々とですが、最後は雰囲気だと思います。学校選びに際しては、ぜひ可能な限り現地に行って、自分に合った場所を選んでください。
・800年を超える歴史を持つ世界的に有名な大学と、美しい街並み
・平均年齢が高く、実際に業務を経験した人々と一緒に学べる
・アカデミックでありながら、ベンチャー事業等にも高い関心があり、バランスが取れている
・イギリス連邦のネットワークの広さ
【TOEFL/IELTS対策】
TOEFL対策は、とにかく長文の英語を読むことに慣れるようにしました。幼少期に米国に住んでいたこともあり、アメリカ英語を聞く耳は持っているので、長文読解、スピーキング、ライティングに集中しました。
TOEFL受験時は、海外にいたので、英字新聞、雑誌等を幅広いジャンルで読み、レベルアップに努めました。特に、TOEFLは大学での授業を想定しているので、題材も歴史・文学・化学・生物等、幅広い分野から出されるので、色々なジャンルの読み物を読むことをお勧めします。また、個人的には画面で読むことに慣れていなかったので、実際の試験時には苦労しました。試験対策として、なるべく画面で長文を読むようにしたりもしました。
同様に、ヒアリングでも慣れが重要だと思ったので、CNNニュースや、DISCOVERYチャンネル(自然科学系)をよく見て、耳を慣らすようにしました。
スピーキングは、問題集等から想定問答集を作り、回答パターンを何種類か用意するようにしました。日本語でも、面倒だと思うので、ある程度準備することをお勧めします。
ライティングについては、自分なりの回答パターンを作り、それに当てはめることでいいと思います。あまり奇抜な文書を書くより、きちんと考え、オーソドックスに論理的に書けば、相応の点数が取れると思います。
最後に、TOEFLは問題との相性次第で点数が上下すると思うので、ある程度数をこなすことがいいと思います。
【GMAT対策】
TOEFLに比べ、GMATは本当に苦戦しました。
まず受験時に海外にいたことにより、教材があまり手に入らず、かつ予備校等もほとんどなく、あっても現地語で行われていたりして、とても困りました。友人の中には、週末に日本に飛んで、YESに通っていた人もいましたが、そこまでの根性・時間・お金もなく、ほとんど独学しました。
しかし、多くのブログで書かれている通り、独学すると、なかなか点数が上がらず、かつ時間を取られます。なので、もし通えることができるのであれば、予備校や、GMAT専用教材を使って勉強することを強くお勧めします。特に予備校に行くと、横のつながりができたり、情報交換ができたりするので、いいと思います。また、基本的なことですが、GMATは5回しか受けられず、かつ受験した全ての点数が記載されるので、ある程度勉強してから受けることが必要です。私の場合、腕試しに1回目を受験しましたが、500点台で、惨敗しました。GMAT模試は精巧にできているので、まぐれはそう簡単にはでないようになっています。きちんと準備して、できれば2、3回で決着できるのが理想だと思います。模試に関しては、Manhattanが教材を買うと、無料の模試6回がついてくるので、お買い得だと思います。
【エッセイ対策】
エッセイについては、欧米系ビジネススクールに実績のあるカウンセラーと契約し、アドバイスをいただきました。カウンセラーも多様な人がいるので、一概には言えませんが、その人をいかに使いこなすかが重要だと思います。彼らは、多数のクライアントを持っているので、待ちの姿勢では後回しにされてしまう可能性があります。こちらから色々とネタを出し、議論していくと、高い顧問料の価値があると思います。
私の場合、実務経験が長い分、ネタはそれなりにあったのですが、独りよがりであったり、ビジネススクール受けしないものであったりして、第三者の意見を聞くことによって、洗練されていった気がします。一方で、忙しいカウンセラーと契約したせいか、こちらからアクションを起こさないと放置されるケースがあったり、返信が遅かったりして、締切間際は結構焦りました。
エッセイについては、なるべく早めから準備し、十分なネタ出しを行い、洗練した文書に落とし込むようがあります。可能な限り、早めから準備することをお勧めします。また、私の場合は、より上品な英語にするために、ESSAY EDGEというネットの校正屋にお願いしました。2日ぐらいで、見違えるような文書になって返ってきます。ケンブリッジは特に文字数が少ないので、いかに効率よく伝えるかがポイントだと思います。
【推薦状対策】
推薦状については、海外勤務中の直属の上司と、一緒に案件を手掛けて私のことをよく知る同僚にお願いしました。二人には、なるべく具体例をあげて書いていただくようにお願いし、特に同僚はイギリスでMBAを取得したこともある方だったので、快く書いていていただきました。ケンブリッジ以外にも受験する場合、当然、他校にも推薦状が必要になるので、なるべく早めにお願いし、フォローしていくことが重要です。
【インタビュー対策】
インタビュー対策としては、基本のなぜMBA、なぜケンブリッジ、なぜ今等の質問を準備し、1-2分間で小気味よく回答できるように準備しました。当日のインタビューでは、あまりそういった質問は聞かれず、今の仕事の内容、海外勤務での経験等について聞かれました。そして、最後はお決まりの質問タイムに入り、いくつか質問をして終わりました。全般的に和やかな雰囲気で、楽しく過ごすことができました。
【メッセージ】
MBA受験期間は、準備期間を含めると長丁場であり、精神的に辛いことも多いと思います。そして、試験・エッセーの山場に重要な仕事が急に入り、困ることもあります。今、これを書いている段階では、ケンブリッジの語学学校を終えたばかりで、MBAはまだ始まっていませんが、ここに来て、本当に良かったと思います。美しい街並み、和やかな人々、歴史を感じさせる建物、多様な人種の学生等、どれも日本ではなかなか得られない経験です。大変だとは思いますが、ぜひ頑張ってください。なにか質問があれば、メールをいただければ、可能な範囲でご回答させていただきます。

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