合格体験記 2015 -1(長老ヨーダ)

さて、予告していましたとおり、本日より合格体験記をアップしていきます。

まず登場願いますのは、今年の日本人在校生の中で最年長の「長老ヨーダ」です。単に年齢が一番上というだけでなく、時に悟りを開いたかのような語り口で天の声を届け、長老たる地位を確固たるものにしました。そんな長老が時折見せる笑顔はヨーダのように見えなくもない。それでいて、今年の日本人メンバー8人の中でも一番カレッジライフをエンジョイしているようでもあり、実はアクティブ。そんな長老の合格体験記をぜひご覧ください。

【所属カレッジ】St Edmund’s
【出願ラウンド】Round 3
【入学時年齢】34歳
【家族帯同の有無】有(妻、子供2人)
【職歴】損害保険会社(勤務年数10年、営業)
【学歴】東京大学教養学部(文化人類学専攻)
【海外経験】
小学校低学年のときに4年ほど米国在住。仕事上は2008~2011年に海外プラント建設に係る保険をアレンジする関係で海外出張する機会あり。
【私費/社費】社費

【Why MBA】
・一言で言うと「現時点で自分が世界でどこまで通用するか試してみたかったから」。(野茂英雄のメジャーリーグ挑戦みたいな。)
・小さいころに海外で暮らした経験を活かしたいと思いながらも、会社ではこれまでほとんどドメスティックな仕事に従事してきました。次の異動が近づき、そのまま流れに身を任せても海外駐在となる確率が高かったものの、海外駐在できたとしても現地に進出している日系企業向けの営業を担当するのでは面白くなく、会社の海外MBA派遣制度に応募。
・自分が勤めている会社は100年以上前から海外でビジネスをしているものの10年前までは日系企業向けのビジネスが売上の95%を占めているような状況だったが、ここ最近は英国・米国で大きなM&Aを行いグループ全体の売上に占める非日系/海外の割合が4割近くに。今後、グローバルベースで人材をどう活かしていくか、ということが長期的な課題になるが、そうした課題に適任な日本人が自分の会社にたくさんいるとは思えず。
・MBAでビジネスを体系的に学ぶのに加え、国籍も文化的バックグラウンドも異なる同級生と(四苦八苦しながら)チームで何かに取り組む経験を積むことで、この先自分の会社がグローバル企業に変わるときに貢献できるはずと思い・・・

【Why Cambridge】
・社費留学で「1年で修了できるプログラム」という縛りがあり(さらに、会社の定期異動の時期にうまくはまらないという理由で、スイスのIMD等1月スタートのプログラムはNG)、
・妻と子ども2人を一緒に連れていく前提で考えていたので英語が通じない環境は厳しく、、

という事情でOxford、Cambridgeぐらいしかそもそも選択肢がなかったのです。

が、元々アカデミックなことがらが好きで、見聞を広めるという意味ではstand-aloneのビジネススクールよりもOxford、Cambridgeの方がよっぽど魅力的に感じていました。

実は現地にInterviewに行くまではOxfordが第一志望だったのですが、Cambridgeに来たら街の雰囲気に一目惚れし、子どもを連れてくる環境としても抜群だと思ったので(公園・緑が多い)、志望順位がひっくり返りました。

【入ってみてここが良かったCambridge】
・家族で来るには最高の環境だと思います。自分は子ども2人のうち長男がPrimary School(のReception Class)に通っているのですが、世界中から人が集まってくるケンブリッジだけに小学校なども(全般的な印象として)英語を話せない子どもの扱いに慣れていて、サポートも割とちゃんとしていると思います。MBAの同級生にも同じくらいの子どもがいるのが複数いて、中には子どもが同じ小学校に通っているところもありパートナー同士がお互いの悩みを話したり、という具合です。
・未就学児に関しても、Cambridge内のあちこちでplaygroupを主宰しているコミュニティがあり、子どもを持つ親に対してはみんなとても親切にしてくれます。(ケンブリッジ大学の関係者ならなおさら。)
・Cambridge MBAがスローガンに掲げているcollaborationとdiversityに関してはとても満足しています。ビジネスをする上で何が正しいか/最適かを理解することはできても、一人でビジネスをするわけではない限りいろんな人を巻き込んで仕事をしなきゃいけないわけで、そうした中でどうやってチームをつくり上げて機能させるか・どうすればバックグラウンドや考え方が異なる人と一緒になって事を成し遂げられるか、・・・こうしたことを実際に少人数のチーム(当然多国籍)で課題やプログラムをこなしながら経験していくのと同時並行で、その経験・プロセスを理論的に考察していく。まだ始まって2カ月しか経っていませんが、よく練られたプログラムだと思います。
・学際的な雰囲気という意味でも非常に満足しています。自分の場合は家族帯同でカレッジ外に住んでいることもあって、カレッジのアクティビティにはあまり参加できていませんが、それでもたまにカレッジの行事に参加してパキスタンから来た数学専攻の大学院生と話したりすると、「なんかすごいところにいるなぁ、おれ」とワクワクします。

【メッセージ】 有能なビジネスパーソンになるという目的だけでいえばケンブリッジよりも利用価値の高いMBAプログラムが他にいくつもあると思いますが、150人程度のコンパクトな人数で(マンモス校と違って同級生全員の顔と名前が一致するようになります)、かつダイバーシティに富んだメンツで、ケンブリッジという何百年もの間世界の第一線を走り続けている大学の中で1年を過ごすことに魅力を感じる方は、迷わずケンブリッジに来てください!すごくエキサイティングな1年を過ごせること間違いなしです。

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