Michaelmas Term 振り返り

今更ながらMichaelmas Termを振り返ってみようかなと思います。

【全体的なスケジュール・感想】
2015年度は9/21が初日でした。CVPとレクチャーが同時並行で進むため、なかなかハードな日々が続きます。CVPとレクチャーでStudy Groupが共通しているため、Study Groupの仲間と過ごす時間がかなり長くなります。また、特に初期はSocialイベントも多く、10月からはカレッジでのイベントも増えてくるため、学校外の活動も非常に多くの機会の中から何を選択していくのか、人それぞれ時間の使い方に大きな違いが出ます。

【レクチャー】
科目別に簡単なコメントを記載します。

・Microeconomics(Jochen Runde)
Termの初期に開講される。ミクロ経済学を基礎からおさらいするイメージ。成績はつかないが、授業中の積極的な発言が求められる。教授は論客ともいうべき知性溢れる方でファンも多い。

・Management Science(Stefan Scholtes/Nektarios Oraiopoulos/Danny Ralph)
いわゆるビジネス統計学。3人の教授による3部構成。最初の教授(Stefan)は、エクセルを使いながら、ビジネス統計の基礎的な内容をレクチャー。彼のパートが終わった段階でテストがあり、これがMBA最初のテストとなる。残りの2人はモンテ・カルロ・シミュレーションなど、より実践的な分析方法をレクチャー。後半の評価はグループでのテスト。

・Corporate Finance(Gishan Dissanaike/Amir Amel-Zadeh)
筆者一押しの授業。Gishanが教える前半は、Corporate Financeの基礎の基礎を解説し、Present Valueの計算がメイントピック。Amirが教える後半は、そこから一気に難易度を上げてValuation全般を解説(DCF/Multiple)。ファイナンスのバックグランドがある人には特に前半はやや簡単だと思われるが、後半はかなり深い内容で、むしろファイナンスのバックグランドがある人の方が楽しめた模様。評価はテスト一発勝負で、12月は多くの勉強会が開催されていた。

・Accounting I/II(Geoff Meeks)
Accounting Iは選択科目扱いのため、Lent/Easterの選択科目を多く取りたい人は、選択しないことが可能。教授が非常にユニークな方で、つまらない科目になりがちなAccountingを少しでも面白くしようと具体例をふんだんに交えたり、授業中で解く問題の解答者を表彰したりと、ユーモア溢れる授業を展開。I/IIともにテストでの評価。

・Organisational Behaviour(Philip Stiles)
2大ソフトスキル系授業の一つ、組織行動論。組織構成員のモチベーション、組織のカルチャー、組織の変革に伴う困難などを、ケーススタディを使いながら情熱的に解説。テストはなく個人・グループそれぞれのレポートで評価されるが、そのレポートを書く過程で授業での学びがストンと腑に落ちる。噛めば噛むほど味の出る授業。なお、Philipは今年のEasterの必修科目であるCorporate Governanceも教える予定。

・Management Praxis(Keith Goodall/Matthew Jones)
Organisational Behaviourが組織に焦点を当てたものである一方、こちらは個人に焦点を当てたソフトスキル系授業。毎回、あるトピックをレクチャーした上で、それに関連したちょっとしたゲームをし、それを踏まえて最後Takeawayを総括するというユニークなスタイルの授業。例えば、最初の授業では、数十人のグループで、謎解き要素を含むミニゲームをし、序盤のカオスな状況で求められるリーダーシップのスタイルと、皆がゲームの仕組みを理解してきた後半で求められるリーダーシップのスタイルとが違うことなどを学んだ。さらに面白いのが、この科目での学びが同時並行的にCVPでの学びとリンクするところ。CVPはいわばManagement Praxisの実践版。CVPでカルチャーの違いとそれを乗り越えてチームを機能させる方法を学び、それを即座にCVPで実践するといった具合。それにより学びが極めて深いものとなり、この仕組みは本当に素晴らしいと感じている。評価は、CVPでの学びをまとめたレポートによる(そこからも、CVPとこの科目をリンクさせようという学校側の意図が伝わってくる)。

【CVP】
Cambridge Venture Projectという名の通り、一部の例外を除き、基本的にはCambridge周辺にあるVenture企業(あるいは中小企業)のコンサルティングを行うプロジェクト。入学前は、Venture企業の悩みであるとか、どうやってVentureが成長していくか、といったVentureの側面からの学びを意図したプロジェクトかと思っていたが、実際はむしろソフトスキルでの学びを得させようというのがメインではないかと感じる(そのため、極端な話、クライアントは誰でもよい)。多国籍の混合チームで授業がめちゃくちゃ忙しくストレスのかかる状況でどうやってチームとして機能させるかを、Management Praxisでの学びをもとに考え、実践していくためのプロジェクトと筆者は理解した。詳細は別途。

【その他】
効果的なPresentationの方法を学ぶワークショップや、Globalに活躍するリーダーを招いたトークイベント、Venture企業によるトークイベントなど、レクチャー・プロジェクト以外のイベントも豊富に用意されている。

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