合格体験記2016-2

【所属カレッジ】 Hughes Hall
【出願ラウンド】 3rd
【入学時年齢】 33歳
【家族帯同の有無】 無し
【職歴】 PR firmで10年(コミュニケーションに関するクライアントワークを5年、その後コーポレート部門で取締役直下で経営企画を5年)
【学歴】 国内私立
【海外経験】 純ドメ。留学経験なし。業務では外資のクライアントワーク及び海外M&Aやアライアンス業務を通じたAPAC及びEU諸国への出張程度
【私費/社費】 私費

【Why MBA】

・本音
「単純におもしろそう」「海外トップスクールへの留学を経験してみたい」「同世代のビジネスエリートは何を考えて生きているのか知りたい」という好奇心が正直な動機で、人生を豊かにするには魅力的な挑戦だと感じ、その直観に従うままに行動してきた結果です。

・エッセイ
学校を説得するためのストーリーとしては、会社に戻ることを仮定して、自身固有の情熱や経験、問題意識、それらに基づいたキャリアゴールを設定し、具体的なビジネス機会を挙げながらMBAの必然性を描きました。主要なメッセージはありきたりですが「多国籍企業でのジェネラルマネジメントとしての意思決定を鍛えたい」でした。いくつか用意していたストーリーの一つとして、上場前後においてトップマネジメントの意思決定が組織内外のステークホルダーに与える影響を直に見てきた数々の経験から、Bottom Line, Corporate Culture, Social Impactを同時に追求するグローバルな組織づくりに興味があることも語りました。

【Why Cambridge】

・ブランド
Cambridgeという圧倒的なブランド、箔に惹かれました。キャリア形成やネットワーキングにおいて、とても有益だと考えていました。

・ロケーション
ケンブリッジからロンドンまでは電車で1時間ほど、ロンドンには個性的というかエキセントリックなクリエイティブエージェンシーも多く、彼らと直接コミュニケーションを取りネットワークを築くには魅力的なロケーションでした。各トップスクールにおいて学ぶ内容は大差ないだろうと考えていた一方、MBA生活における行動に大きな制限をかけるロケーションは重要な検討項目だと想定していました。

・プログラム
Cambridge MBAが提供する特長的なプログラムの1つであるCulture Arts and Media Management Concentrationを通じて、これまでのキャリアで抱えていた「CreativityとProfitの両立」や「アーティスティックな人材のマネジメント」等の問題意識に対する知見を深めることができると期待していました。(他分野へ関心が向いたため実際は選択しませんでした)

・キャリア開発
学校を取り巻くテクノロジーに関連するエコシステムから得られる機会が有益だと考えていました。具体的には、CVP(Cambridge Venture Project)を通じたテック系スタートアップへのコンサルティング経験、それによるレジュメの強化がキャリアの選択肢の充実に繋がるのではと期待していました。

・クラスサイズ
1学年の合計が150人(受験当時)であり、その他トップスクールと比較した際のコンパクトなクラスサイズが魅力的でした。1年という短い期間で密なコミュニティを形成しやすいと考えたためです。

・卒業生の雰囲気
同郷のShingo(15卒)がGCP(Global Consulting Project)最終プレゼンのために日本に滞在している際、彼のチームメイトと会う機会があり、フレンドリーでマチュアな印象を受け、自分とノリが合いそうだと感じていました。

【入ってみてここが良かったCambridge】

・Academic
最初の学期のコア科目であるManagement Praxis及び同時並行で進むCVPの両輪は、グローバルなリーダーシップやチームワークに関して体系的且つ実践的に学ぶ機会として期待以上でした。

・Social
MBA内はもちろんですが、それ以外でも価値を感じます。例えばカレッジのフォーマルディナーで正面に座っていたシリアルアントレプレナーと意気投合して彼女らのビジネスを手伝ったりコミュニティに入れてもらったり、という経験も。

総じて、一般的な知識であれば国内MBAやオンラインでも学ぶことは可能かと思います。一方、ケンブリッジMBAの価値は、優秀な教授陣による学ぶ内容の選別、知識を実体験に昇華させようとするプログラム、そして何より、実際に何かやりたいと思い立った時に利用できるレベルの高いリソースがケンブリッジという学校及び街に潤沢に存在しスピーディーに実践できることにあると考えます。大都会ロンドンから離れた田舎にハイスペックな人があふれ返る、ある種クローズドで特異なコミュニティが世界の知を生み出す源泉なのだと感じます。

・Personal
これは蛇足ですが、ヨーロッパやアフリカに気軽に旅行できるというロケーションも素敵です。日本からだと躊躇するような国地域へもリーズナブルに訪問できます。効果的にオンオフを切り替えられますし、純粋に旅行は楽しいなあとしみじみ。

【メッセージ】

・Embrace uncertainty
これを執筆しているのはすでに5月、プログラムも後半戦。濃密なケンブリッジでの生活を通じて頻繁に考えた大切な姿勢はEmbrace uncertaintyです。渡英直前にBrexitが決まり、入学後まもなくトランプが大統領選で勝利。海外MBAにおけるキーワードGlobalisationやDiversityってそもそも何だっけと立ち止まり、リーダーシップ教育や多彩な国籍から成るクラスメイトとの交流を通じてMy world is not your worldの重要性を直に学び、示唆にあふれたPhilosophy of Businessの授業ではKnown Knowns, Known Unknowns, Unknown Knowns, and Unknown Unknownsについて深く考えさせられました。不確実性に囲まれて答えの無い世界を楽しく生きるには、自分の基準で判断し今を生きること、これに尽きると改めて感じました。正解がないからこそ、圧倒的な努力を重ねて何かを選択する今の自分を信じられるだけの自分になっていること。そこには他人との比較は何も意味をなさないこと。その分、全て自分の責任であることを理解すること。だからその覚悟ある人は強いし、他人を責めたりしないし、それを知っているからこそ、他の人のこともしっかり尊重して助けられる優しさがある。私は、その姿勢こそがCambridge MBAが誇るCollaborationやCollaborative Leadershipの一つの解釈であって、ビジネスであろうがプライベートであろうがUncertaintyを生き抜く一つの本質を学んでいる気がしています。私の好きなTED、Joi Ito氏の「Don’t be a futurist, be a now-ist」でも近いことが語られています。

・最後に
受験中は迷うことも多くあると思います。MBA卒業生から語られるストーリーも、誰かに伝えるために編集されたものであるために、聞こえがいいものばかりです。私が立ち返っていた言葉はいつもこれでした。受験中もUncertaintyだらけですが、いま自分ができることを後悔ないよう精一杯やる、それに尽きると思います。不明点などありましたら是非お問い合わせください。ケンブリッジのナイスなメンバーが皆さんをお待ちしています。

God grant me the serenity
to accept the things I cannot change;
courage to change the things I can;
and wisdom to know the difference.
(Reinhold Niebuhr)

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