合格体験記2016-3

【所属カレッジ】Churchill College
【出願ラウンド】1st
【入学時年齢】31
【家族帯同の有無】有
【職歴】総合商社(資源ビジネス)9年間強
【学歴】私立/社会学部
【海外経験】米国駐在1年半+海外出張多数
【私費/社費】私費

【Why MBA】

・30代に入り、このまま日系大企業という至極快適な環境に身を置いたまま終身雇用を全うするような人生に疑問とつまらなさと危機感を感じていました。一旦このコンフォート・ゾーンを脱し、海外MBAという多種多様な国籍・バックグラウンドをもつ人材が集う異様な空間に飛び込み、普通に会社勤めしていたら受けることができない刺激を受け、自分をストレッチさせたいと一念発起しました。

・駐在員というなんとなく会社に守られた立場ではなく、会社の後ろ盾なく一個人として海外で勝負する、そんな痺れる環境に飛び込んでみたいと思いました。

・中長期的にはグローバルに通用する経営人材を目指したいと漠然と考えており、そのために必要になると思われるソフトスキル(主にリーダーシップ)およびハードスキル(ビジネスに関する一通りの知識)を磨きたいと思いました。そのためには海外MBAにいくのが手っ取り早いだろうと考えました。

・純粋に昔から一度留学というものを経験してみたかったというのも正直なところです。

【Why Cambridge】

・欧州
米国に駐在経験があったこと、これまでのキャリアが米州に偏っていたことから、今度は米州ではなく欧州に住んでみたいと考えました。(+米国のビジネススクールは平均年齢が低すぎるし、専ら米国人ばかりで多様性がなくてなんか嫌だなと思いました。)

・英語圏
妻子を帯同する予定だったので、妻子への負担も考えると、やはりフランス語圏やスペイン語圏ではなく英語圏が良いと思いました。そもそも英語も完璧ではなく更に磨かなければならない中、現実的に考えると今後旅行以外では二度と使うことがなさそうな言語を最低限学ばなければならないのは兎角鬱陶しいと考えました。

・1年制
すでにそれなりに年を食っていること、人生生き急いでいることから、2年は長い、1年ぐらいで十分と考え、主に1年制の学校に絞りました。

・実践的なカリキュラム
基本的に、机上の空論になりがちな座学形式が嫌いで、極力他の学生と密にやりとりしながら実践的に学べるようなカリキュラムが好ましいと思っていました。まさにケンブリッジMBAのカリキュラムは極めて実践的なプロジェクトが複数組み込まれており、自分の好みに非常に合っていると捉えました。

・大学の名声
卒業後の進路として、コンサルや投資銀行といった王道MBA進路には興味がなかったので、それならばビジネススクールというよりも総合大学としてのネームバリューを重視した方が賢明と考えました。(もちろん最新のFTランキングで世界5位ですので、ビジネススクールとしての名声もあると信じています。)

【入ってみてここが良かったCambridge】

・実践的なカリキュラム
複数のプロジェクトを通じてリーダーシップを中心としたソフトスキルを磨く機会が用意されています。期待通り良かったです。自分の場合は、MBA生4-5名でチームを組み約1ヶ月間フルタイムでコンサルタントとして一般企業のために働くGlobal Consulting Projectという、カリキュラムの目玉プロジェクトがMBAのハイライトとなりました。自分で案件を探してきて、メンバーを募り、異なるバックグラウンドをもつチームメートと欧州で市場調査を実施し、チーム全員で日本まで飛び、クライアントに提言・プレゼンをしました。普通の座学授業よりはるかに学びの多い貴重な経験となりました。Cambridge MBA Stories(以下リンク)にこの体験談を寄稿していますので、ご興味あればご一読ください。
Sourcing a GCP project: WHILL ​-​ Next Generation Personal Mobility​​

・イノベーション・アントレ関連イベント
欧州で最大のハイテククラスター、通称シリコン・フェンと呼ばれる土地柄、イノベーションやアントレに関するイベントが本当に頻繁にあちこちで開催されています。基盤にあるのはケンブリッジの総合大学としての力です。商社で資源ビジネスに携わってきた自分がこれまで全く触れてこなかった(すごく疎かった)分野の知見・考え方に触れ、大いに視野を広げることができました。正直、受験当時はこのメリットをそれほど強く意識していませんでしたが、結果的に非常に良い学校を選んだなと思いました。

・ロンドン・スタンステッド空港からの近さ
ケンブリッジから電車・タクシーで30分の距離にスタンステッド空港があります。格安航空会社ライアンエアーのハブ空港となっており、ここから欧州各地に気軽に安く旅行にいけます。あまりに気軽に飛べるので、妻子と共に、当初計画していなかったような国にもたくさん旅行できたのは嬉しい誤算でした。

【メッセージ】

MBAなど経験しなくても良いという人もたくさんいると思います。必要な知識は本を読めば良いという人もいるでしょう。費用対効果が悪いという人もいるでしょう。正解はありません。価値観・人生観は人それぞれです。

私の場合、とにかくMBA留学をしないで後悔する人生よりも、MBA留学をして後悔する人生の方が良いと思いました。そしてケンブリッジMBAにきて全く後悔はありません。会社という堅苦しい組織を離れ、何のしがらみもなく、ケンブリッジという歴史・伝統・自然に恵まれた美しい街に住み、高い志をもった世界中の優秀な仲間と切磋琢磨するという経験は、何ものにも代えがたい価値があります。

某PEファンドの代表取締役は「人生は自作自演のドラマ」といっていました。受験中は苦労が絶えないと思いますが、それも壮絶なドラマのワンシーンと割り切って、ぜひ乗り切ってください。エッジの効いた方の挑戦をお待ちしています。

(なお、もう少し詳細な受験体験談を海外MBAドットコムに寄稿しています。)
受験体験談​ – ​海外MBAドットコム

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