ケンブリッジのカレッジ制について②

前回はカレッジ制の概要について説明しましたが、読んでくださった方は「ではいったい具体的にどんなカレッジがあるの?どんな特徴があるの?」と思われたかもしれません。また、ビジットにいらっしゃる方もよく、住居の希望条件とそれをもとにするとどのカレッジがいいのかを質問をしてくださるので、簡単に現在日本人MBA生が所属する各カレッジの特徴について説明します。あくまで個人的な意見ですので、その点はご了承いただければと思います。

 

【各カレッジの特徴】*全体でのMBA生の所属数が多い順番に記載しています。

・Hughes Hall(MBA生:約80名、日本人MBA生:3名)

  • MBA生がマジョリティなのでMBA生のスケジュールに合わせてカレッジが稼働
  • 施設が新しく、学校にも比較的近い
  • オンサイトに住むのに、個人バスルーム付きの部屋に割り当られる可能性が高く、ラウンドが早めの学生には、2年前に稼働したばかりのビジネスホテル並みの施設を備えた部屋が割り当てられる可能性もある
  • カレッジの学部面でのダイバーシティが少なめ

・Darwin (MBA生:約30名、日本人MBA生:1名)

  • ジャッジから割と近く、MBA生も一定数住んでいるので安心感がある
  • 院生以上専用のカレッジなので、全体的に落ち着いている
  • Darbarというカレッジ内のパブが人気で、いつも必ずMBA生がだれかはいる
  • 伝統的なカレッジではないので、良くも悪くも格式張っていない

・Sidney Sussex (MBA生:9名、日本人MBA生:2名)

  • 街の中心にあり、なにかと便利
  • こじんまりとしているが、その分顔見知りは多くなる
  • クロムウェルの骸骨があるという噂がある

・Downing (MBA生:8名、日本人MBA生:1名)

  • ジャッジからかなり近い(すぐ裏手にあります)
  • MBA生が8人とちょうどいい
  • 昼夜のダイニングに行けば誰かいる(Downing外のMBA生もよく来る)のでコミュニケーション取りやすい
  • ジャッジがMBA生の中心であるのでイベントにも参加しやすい
  • 見た目が非常に綺麗

・Pembroke (MBA生:5名、日本人MBA生:1名)

  • ジャッジからはDowningと並んで最も近いカレッジの一つ
  • Peterhouse、Clare Collegeに次いで3番目に古いカレッジ
  • フォーマルディナーがほぼ毎日開催されており、食事の評価も高い
  • アカデミック面での評価は高く、Trinity Collegeに次いで上位に名を連ねる

・Magdalene(MBA生:4名、日本人MBA生:1名)

  • 1428年設立の歴史のあるカレッジ
  • MBA生が少ないので、MBA生以外の人と知り合う機会が増える
  • 単身の場合、カレッジの住居を提供してもらえる可能性がかなり高い
  • (カレッジのアコモデーションであれば)ジャッジからは徒歩圏内

・Clare Hall(MBA生:3名、日本人MBA生:1名)

  • 院生以上専用で、人数が一番少ない(全体で約200名)
  • 生徒と教授の割合において、教授比率が全カレッジで一番高い(visiting fellowが多いらしい)
  • Academic writingの講座が開講されている(ただしかなり人気)
  • 設立は1900年代であり、伝統・歴史がある建物や雰囲気ではない
  • 人数が少ないので、コミュニティも小さく、クラブ活動等の選択肢があまりない
  • MphilやPhdの人が多いため、雰囲気が落ち着いている

・Homerton (MBA生:3名、日本人MBA生:1名)

  • 当初は教育学部専門、女性のみだった。正式なカレッジとして認められるようになったのは2010年で現在でも教育学部生が多い
  • 大学院生の寮は2016年築。バス・トイレ個別、キッチンはシェア。新しくて快適
  • ホールやイベントのある建物は歴史的で、ケンブリッジらしさが感じられる
  • 庭が広くてとても綺麗(東京ドーム2個分以上)
  • 学生自治会のイベントが多く、フレンドリーな雰囲気

・Girton( MBA生:1名、日本人MBA生:1名)

  • カレッジ内の場合、部屋が広い
  • ケンブリッジ最初の女子寮であり、equalityをモットーとしている
  • ケンブリッジ中心部及びジャッジから遠い

・Gonville & Caius(MBA生:1名、日本人MBA生:1名)

  • スティーブン・ホーキング博士が所属していたカレッジ(今でも氏が使っていた執務室に名前が残っている)
  • Peterhouse、Clare College、Pembrokeに次いで4番目に古い
  • MBA生の受入は少なく今年度は1名のみ(前年は数名とのこと)、入学要件として成績やGMAT等の点数が加味されるため、優秀な学生が多い?!、ノーベル賞受賞者数も上位にランクイン
  • 食事の評価はあまり高くないが、(雰囲気も含めて)図書館の評価が高い
  • カレッジサイト自体は比較的こじんまりしているので、大学院生はオフサイトのアコモデーションが多い

その他、さまざまなカレッジが存在し、各カレッジで特徴は全く違うので、もしご関心のあるカレッジがあれば、各カレッジの公式ウェブサイトをご覧になることをおすすめします。

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