2019年度 初学期(Michaelmas Term)の振り返り

ケンブリッジMBA開始から、早くも3ヶ月が経過しました。

こちらは12月第2週に試験(Exam)が終了して12/20より冬休みに入っています。

ただし各種レポート(Essay)の締切が1月初旬で現在(1/3時点)はその執筆に追われているため、冬休みという実感が全くありません…

* 十分な計画性を持って過ごした他のクラスメイトは冬休みを満喫しています

A. 初学期の主な活動内容 (トータル約1,000時間)

1.授業(8科目) 約400時間 (授業250時間+予復習150時間)

・原則、月曜から木曜の9時-17時半が授業時間(授業6時間+休憩2時間半)

・コア8科目(以下)が中心 :

  1. Corporate Finance
  2. Financial Reporting
  3. Management Science(統計学)
  4. Management Praxis
  5. Micro Economics
  6. Organisational Behavior
  7. Corporate Governance
  8. Entrepreneurship

・うち2. Financial Reportingでは①Alibaba社のValuation(企業価値評価)を実施し、②レポートを作成・提出した上で③外部の識者に対してプレゼンする、というグループタスク(グループメンバーは学校指定の4~5人からなる“Study Group”)でのべ60時間程度

・うち8. Entrepreneurship では3,000字のEssayが期中の課題として出され、のべ15時間程度

2.  Corporate Venture Project (CVP)   約100時間

・Cambridge に拠点を置くベンチャー企業に対するコンサルティングプロジェクト(同プロジェクトも前述のStudy Groupで実施)。授業外で適宜、時間を捻出して期限(12月第1週)までに報告書を作成/クライアントへプレゼンを実施

 * 詳細は別記事”Camridge Venture Projectについて”をご参照下さい

3. キャリア/就活関連 約250時間

・10月と11月のほぼ連日、採用セミナー等で企業担当者がケンブリッジに来校。昼休みもしくは授業後(18時以降)で参加

・各種インターンシップへの応募書類作成等

・週末開催のビジネスアイデアコンテスト(例:Venture Creation Weekend)、
 Entrepreneurship 関連イベントへの参加

・2学期(Lent Term)のコンサルティングプロジェクト(Global Consulting Project)に関する提案資料作成

・その他、ケンブリッジが主催する各種キャリアセミナー(プレゼンテーション、デザインシンキング等)への参加

4. ソーシャル関連 約 200時間

・毎日何かしらのネットワーキングイベントが開催されていたが、基本的には自分の興味関心が強い分野もしくは小人数のイベントに限って参加

・毎週2時間のプログラミング勉強会(生徒が自主的に企画したもの)に参加

5.  Japan Trek 準備   約 30時間

・1月開催予定のJapan Trek (約20人規模)の企画・準備

B. 初学期の振り返り

総括

とにかくあっという間の3ヶ月でした。やりたいこと/やらなければならないことが次から次へと現れるため、時間と体調管理に苦労しました。

留学中にやりたいことは事前にリスト化していたのですが、それでもいざ始まるとついつい目移りしてしまいました。授業/就活/ネットワーキングそれぞれにほぼ均等に時間を割り振った結果、どれも中途半端になってしまった感があります。来学期は自身の興味のある分野に最大限の時間を投入したいと思います。

また授業外での学びが大きいためどれだけ積極的に取り組めるか(前に出てリーダーシップを取れるか、チームに貢献できるか)が重要なのですが、現時点では悔しい思いをする場面が多いです。


授業

各授業で相互にシナジーが生じるよう、しっかり設計されています。Corporate FinanceとFinancial Reportingのような近しい科目間においてはもちろんのこと、統計学やミクロ経済等を含むほぼ全ての授業内容が少しずつオーバーラップしていました。1年という限られた時間で学びを最大化するために工夫されているようです。

ただし授業のコンテンツ自体は基本的な内容が多く、既にバックグラウンド(例:金融、コンサルティング)がある人にとっては退屈する場面もあるかもしれません。自分の経験を例に出しながら質問する(意味のある質問をすれば、教授やクラスメイトから良いフィードバックをもらえます)、CVP等のプロジェクトで学んだ知識を試してみる等、学びを深めるには自分で工夫する必要があります。

課外活動

キャリア関連イベント、ビジネスコンテスト、SIG(special interest group)等、機会は無限に用意されています。またそれらのグループワークを通じた学びが非常に大きいです。多くの場合、国籍や職業を含むバックグラウンドが非常に多彩でマジョリティが存在しないため、自分のフレームが常に相対化される感覚があり非常に刺激的です。一方でMBAに来る学生にはどこか共通した雰囲気があり(リベラル、海外経験あり、キャリア上で大きな失敗をしていない等)、そういう意味では同質性も高いのですがそれが一種の「共通言語」となっていてコミュニケーションがスムーズです。この点、多様性と画一性のバランスが高いレベルで保たれていると感じます。上述の通り毎日9時から17時半まで授業がある中で残りの限られた時間(体力)をどの活動にどれだけ割り当てるかというのは非常に悩ましく、振り返ると改善の余地が大きいと感じています。