ケンブリッジと主要欧州一年制MBAの Financial Times MBAランキング(2013-2015年)順位推移

Financial Timesの過去三年間のMBAランキングから、欧州の主要な一年制MBA六校(INSEAD、IE、Cambridge Judge、HEC Paris、IMD、Oxford Saïd)を抜粋して比較してみました。ケンブリッジMBAの、一年制MBAを提供するビジネススクールとしての強みと弱みが、比較によって見えてくるかと思います。

  • ケンブリッジMBAの総合順位は、2015年には過去2年間の全体16位から13位にアップした;
  • MBAの主目的たるキャリアアップについては、ケンブリッジMBAは全体10位から12位を維持しているが、抜粋した六校の中ではIE(4位、前年の19位から大躍進)およびIMD(3年連続7位)の後塵を拝した;
  • キャリアに限られない総合的なMBAの目標達成*については、ケンブリッジMBAは全体4位まで向上し、この分野で強いIMD(3年連続トップ3以内)の全体3位に肉薄している;
  • 費用対効果については、ケンブリッジMBAはIMDを抜いて全体5位になり、抜粋した六校の中では最も順位が高い(参考:同ランキングの2015年1位は南アフリカのUniversity of Cape Town GSB);
  • 採用時に卒業生が推薦するかについては、ケンブリッジMBAは全体39位と相対的に低迷しており、過去3年間を通じても抜粋した六校の中でも最も低い順位である。
総合順位 2013年 2014年 2015年
INSEAD 6 5 4
IE 11 13 12
Cambridge Judge 16 16 13
HEC Paris 21 21 16
IMD 19 12 20
Oxford Saïd 24 23 22
キャリアアップ(Career Progress)順位 2013年 2014年 2015年
INSEAD 18 18 23
IE 9 19 4
Cambridge Judge 12 10 12
HEC Paris 38 23 17
IMD 7 7 7
Oxford Saïd 17 15 16
目標達成(Aims achieved)の順位 2013年 2014年 2015年*
INSEAD 25 33 33
IE 69 59 47
Cambridge Judge 6 7 4
HEC Paris 14 12 22
IMD 2 1 3
Oxford Saïd 54 19 7

*留意:2015年については従来の順位発表ではなくパーセンテージ発表になったのを比較できるよう当サイトで独自に順位化

費用対効果(Value for money)順位 2013年 2014年 2015年
INSEAD 13 10 11
IE 18 34 20
Cambridge Judge 8 8 5
HEC Paris 40 28 26
IMD 11 3 7
Oxford Saïd 17 20 13
卒業生からの採用時推薦(Alumni Recommendation)順位 2013年 2014年 2015年
INSEAD 8 7 6
IE 28 28 27
Cambridge Judge 47 47 39
HEC Paris 26 27 26
IMD 16 16 16
Oxford Saïd 34 34 34

参考資料)
Financial Times, 2013, ‘Global MBA Ranking 2013′ [Accessed on 18 July 2015]
Financial Times, 2014, ‘Global MBA Ranking 2014′ [Accessed on 18 July 2015]
Financial Times, 2015, ‘Global MBA Ranking 2015′ [Accessed on 18 July 2015]
2014年版発表時の当ブログ投稿
2015年版発表時の当ブログ投稿

ケンブリッジMBA日本人卒業生の活躍:サッカービジネス最前線

JBS MBA class of 2004-2005に在籍されていた、日本人卒業生の方のインタビュー記事が掲載されております。
興味深い内容となっておりますので、是非ともご覧ください。
欧州&アジアサッカービジネス最前線情報

MBA学生向けキャリアイベントのご案内

人材紹介会社キャリアインキュベーションの主催により、東京にてMBA学生向けに主催されるキャリアイベントのご案内をいただきましたので、以下の通りご紹介します。ケンブリッジMBA進学者はもちろん、キャリアとのかかわりの中でビジネススクールをどのように選んだらよいかを考える機会にもなると思いますので、ぜひご参加ください。
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■キャリアインキュベーション主催■
~ MBA2016壮行会 6月4日(水)19:30-21:30 ~
(http://www.careerinq.com/mba_20140604/)
当壮行会では、ボストンキャリアフォーラムや投資銀行のインターン面接、戦略コンサルファームのケース面接の情報など、MBA留学前に準備すべきことをお伝え致しします。
また、現在ビジネスの場でご活躍をされているMBAホルダーの先輩方、MBAホルダー積極採用企業の人事担当者の方々をお招きしています。
過去には当イベントにご参加頂いた方が、ビジネススクールご卒業後にイベント参加企業へご入社されたこともございます。
留学前のキャリアに関する情報収集は大変重要ですので情報交換・ネットワーキングの場として、ぜひご活用ください。
【日時】2014年6月4日(水)19:30~21:30
【場所】六本木ヒルズ アカデミーヒルズ49F
(地図 http://www.academyhills.com/aboutus/map.html)
【プログラム】
・Part 1(19:30~20:30)留学経験者によるパネルディスカッション
・Part 2(20:30~21:30)MBA積極採用企業の方々との情報交換
【MBA2016壮行会 参加予定企業様】
◆コンサルティングファーム
デロイト トーマツ コンサルティング
ドリームインキュベータ
ボストン コンサルティング グループ
ローランド・ベルガー
◆投資銀行
ゴールドマン・サックス証券
JPモルガン証券
メリルリンチ日本証券
モルガン・スタンレー
UBS証券
◆総合商社
※当日のパネリスト詳細は決定次第、Webサイトにて告知致します。
【対 象】MBA2016の皆様 およびMBA2015で一時帰国中の皆様
【定 員】50名 ※先着順でお席のご用意をさせていただきます。
【参加費】無料
【締 切】5月28日(水)
▼詳しいご案内&お申し込みはこちら
http://www.careerinq.com/mba_20140604/
※お問合せはこちらまで→ mbaparty@careerinQ.com 担当/望月
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MBA2015壮行会情報の転載

キャリアインキュベーション殿から壮行会の案内をいただきましたので転載します。
ケンブリッジMBAは1年制ということもあり、渡英する前からこのような壮行会を利用して就職活動をされる方が多いようです。
※追加情報をアップデートしました。(2013/4/26)
============== キャリアインキュベーション主催 ==============
MBA2015壮行会 5月24日(金)19:30~21:30
六本木アカデミーヒルズ49F
============================================================
過去には当イベントにご参加頂いた方が、ビジネススクールご卒業後に
イベント参加企業へご入社されたこともございます。
大手金融企業、戦略コンサルティングファーム、総合商社ご在籍の
MBAホルダーの皆様、採用ご担当者様が一同に参加されますので
過去にご参加頂いた留学生の方々からは、「いろいろな情報を聞くことが
できて良かった」「現場の声を直接聞けて貴重だった」など
大変好評を頂いています。
留学前のキャリアに関する情報収集・交換の場として、ぜひご活用ください。
▼詳しいご案内&お申し込みはこちら
http://www.careerinq.com/mba_20130524/
【日時】5月24日(金)19:30~21:30
【場所】六本木ヒルズ アカデミーヒルズ49F
【対象】MBA2015の皆様 およびMBA2014で一時帰国中の皆様
【定員】50名 ※先着順でお席のご用意をさせていただきます。
【締切】5月20日(月)
【参加費】無料
【プログラム】
・Part1(19:30~20:30)留学経験者によるパネルディスカッション
・Part2(20:30~21:30)MBA積極採用企業の方々との情報交換
【パネリスト】
・田辺 理 氏 2012年UCB卒/ボストン コンサルティング グループ 勤務
・川崎 隆史 氏 2012年Wharton卒/モルガン・スタンレー 勤務
※もう1名は大手総合商社より参加します
【参加企業様】
◆戦略コンサルティング
デロイト トーマツ コンサルティング
ドリームインキュベータ
ボストン コンサルティング グループ
ローランド・ベルガー
◆投資銀行
クレディ・スイス証券、ゴールドマン・サックス証券、
シティグループ証券、メリルリンチ日本証券、
モルガン・スタンレー、UBS証券
◆総合商社
大手総合商社
※お問合せはこちらまで→ mbaparty@careerinQ.com 担当/望月
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Class of 2010-2011 就職活動体験談(2)

以下は2010-2011年の日本人MBA生(私費)の就職活動についての感想です。就職活動は個々人の置かれている状況により様々な形になりますので体験談としてご覧ください。

非常に役に立った参考資料を2つ、そしてMBAのキャリアサービスについて、個人体験談をご紹介します。
1.Vault Careers Guide (http://www.vault.com/wps/portal/usa)
投資銀行、コンサル、エネルギーなど業種と職種ごとに面接で聞かれる質問と模範解答が約100個ずつ載っています。私はPrivate Equity/Hedge FundとFinanceの資料を参考にしました。キャリアサービスから推薦される数多くのサイト、参考資料の中でも際立って中身が濃く、お薦めです。ページ数が150ページ前後と多いので、1日7~10ページなど自己管理しながら読む必要があります。
2. Interview Stream (http://cambridge.interviewstream.com/)
ウェブカメラを使って、自分の顔と回答を録画しながら面接ができるソフトです。質問も1,500個ほどあります。面接での質問に対して、満足がいく回答を即座に本番で言うことは、初めは難しいため、いい練習になります。質問に対して何を答えたか、どんな顔で言ったか、どれぐらいの時間を使ったかが分かります。私は必ずひっかかる質問と自分の顔のむくみに気づかされました。録画した自分の動画を見ながら練習するのは結構恥ずかしいですが、リターンは大きいです。
自己紹介や志望動機など、各個人に関する回答は、キャリアサービスの人と模擬面談でチェックしてもらいましょう。
『なぜ前職を辞めたか?』と面接で聞かれ、ネガティブなことばかりをしゃべってしまうのは、MBA生でも多いそうです。100%ポジティブなら会社辞めないでしょうと聞いたところ、もっとforward lookingでキャリアをさらに発展させたい的なことを言わないと、雇ってもまた辞めてしまうと思われると助言を頂きました。
また、新オフィスを作り、前職で営業の新規開拓に成功、さらに売上・利益をチームで~億ドル伸ばしたと、自己紹介で言い放ってしまう(私のような)人も、面接官からすれば”So What?”の一言に尽きるので、だから御社のこの分野でこう活躍できますともっと具体的に言いましょうと指摘されました。
企業研究は結構大変です。
ウェブサイトを見ただけでは、”We are the world’s leading~” 、“The top tier~”など一般的な宣伝文句しかなく、どの会社も同じに見えることが多々あります。また、金融危機でほとんどの金融機関が大赤字を計上、リストラをした直後だったので、そこから志望動機を捻り出すのは一苦労しました。苦し紛れにM&Aランキングや資産運用残高などを志望動機にしてみたところ、”Some firms are happy with their second-tier positions”なので、企業研究が足りないとキャリアサービスに一蹴されたこともあります。そこでWikipediaを始め、数日かけて一社ごと丁寧に企業研究を重ねるようにしました。少なくとも1人10~20社は受けるのが普通なので、かなりの時間がかかります。
授業と転職活動を両立させることは大変ですし、時間もかかります。
卒業して無職となるリスクを考えるとプレッシャーは増し、今一度MBAに私費で来た覚悟を試されます。また、景気の波という不確定要素にも大きな影響を受けます。
しかし、MBA生の8割以上は私費留学であり、彼らと面接練習やキャリアプランをパブでビールを飲みながら話すと、自然と刺激を受けます。そして、職をみつけた時はみんなで喜んでくれます。私費でいらっしゃる方は是非、頑張って下さい。

Class of 2010-2011 就職活動体験談(1)

就職活動について
私費でMBAにこられる方にとっては、M BA期間中の就職活動は大きな比重を占める重大なイベントです。以下は本年の在校生による就職活動に関する実経験を交えたレポートです。
*就職活動の形態・時期等は個々人の状況により大きく異なるため、以下は個人の体験談としてご参照ください。より詳しいご質問などありましたらHPから個別にお問い合わせください。
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『就職活動』
就活は主に2つの基準で分けられます。
1. MBA枠採用か中途枠採用か
2. ロンドン採用か日本採用か
MBA枠採用か中途枠採用か
当校の場合、平均年齢が30歳とビジネス・スクールの中でも高めのため、中途採用を選択される方が多いです。一般的にMBA採用の場合、職業経験が3年~6年あり、ビジネス・スクールに1-2年行かれた方が対象のため、6年以上キャリアがある方の場合、ポジションが下がってしまいます。そのため、MBA枠の採用を狙わない学生がケンブリッジでは半数以上います。以下、ケンブリッジの学生から見た、それぞれの採用枠のメリット・デメリットです。
MBA枠採用:
キャリアチェンジが中途よりはしやすく、外資系であれば評価はプラス。また、たとえ前職での年収が低くても(私のように・・・)、その年収をベースに給料は決まらず、MBA枠採用の年収で決まります。
逆に日系企業ではMBAは評価されず、MBA枠採用もレア。さらに、1年既にビジネス・スクールに行かれ、就活に対して用意周到な2年生LBS、INSEADの学生と対戦しないといけないため、不利。キャリアチェンジも業界、国、ポジションの基準で見ると、大幅な変更は無理(特に国)。
中途採用:
職にもよりますが、MBA採用よりは採用枠が一般的に広く、ピンポイントで志望部署、ポジションに応募できます。また、ヘッドハンターをフル活用することができます。
逆にタイミング良く空きがないと応募できず、卒業3か月前以内でないと応募できません。キャリアチェンジは基本無理。会社にもよりますが、最終面接でなくても、日本のオフィスに行く必要有。
ロンドン採用か日本採用か
ケンブリッジに来たからにはロンドン採用っと、勢いよく来たものの、実際は非常に難しいそうです。
大学のキャリア・サービスによると、これまで培ってきたキャリアよりも、英語力と労働ビザによるところが大きいそうです。ネイティブとは言わないまでも、コミュニケーションが取れなくては培ったキャリアも霞んでしまいます。また、グリーンカード(6年以上の在米経験)を求める米国ほどではないですが、英国も自国民の失業率を下げるため、外国人労働者のビザ取得が年々厳しくなっています。
JBSのキャリア・サービス
ケース・インタビュー対策、面接対策、履歴書・カバーレターの添削、卒業生の体験談と結構目白押しです。キャリア・サービスの方との1対1面談は非常に役に立ちます。自分のバックグランド、志望企業、ポジションに合わせてコメント、アドバイスをしてくれますのでお勧めします。