Careers Officeの就職支援

Cambridge MBAでは、プログラム期間を通じてMBA Careers Officeより就職支援を受けることができます。主なサービスとしては、セミナー・ワークショップまたは個別面談を通じてのキャリアプランニング支援、CV・カバーレターの作成指導、インタビュー練習等があります。
また、1年間を通じて、様々な企業がJBSを訪問し、リクルートメントイベントを開催します。2009‐10年度では、Google、Cisco、BT、FSA、Bain & Company、AT Kearney、Accenture、Credit Suisse、Barclays Capital、Prudential、Sumitomo Mitsui Bank Europe、BP、Rolls-Royce、 Tesco、ケンブリッジ所在のベンチャー企業などが来校しました。また、この他にもケンブリッジ大学全体を対象とするリクルーティングイベントも開催されており、MBAの学生もこれに参加することができます(ただし、会社は主にアンダーグラデュエイトの学生の獲得を意図していることには留意が必要です)。
上記のサービスや企業イベントは非常に有用ですが、イギリスでの就職を前提している場合が多いことに注意してください。したがって、日本での就職については、受けられる就職支援は限られてしまいます。しかしながら、日本人卒業生の紹介等は随時対応してもらえますので、MBA Careers Officeに対して積極的に働きかけていくと良いでしょう。

 

Cambridge MBA における日本人学生の就職活動

他のビジネススクールと同様に、Cambridge MBAの日本人私費学生も、毎年11月に開催されるボストンキャリアフォーラムなどの各種イベント、キャンパスリクルーティング、日本やロンドンのリクルーティングエージェンシー、及び自らのネットワークなどを活用して就職活動を行っております。2008年以降の不景気の中でも、Cambridge MBAの日本人学生は就職活動において健闘しております。2008年以降日本人学生がオファーを獲得した会社には、外資系戦略コンサルティングファーム、投資銀行(日系及び外資系の双方)、ファンド、邦銀、外資系製薬会社、イギリスの事業会社、及び日本の事業会社が含まれます。
Cambridge MBAは、1年制のプログラムであるため、就職活動を行うにあたって、特にスケジュールには留意をする必要があります。実質的には約10ヶ月で課程が終了し、CVPやGCPなどプロジェクト、その他の課外活動が存在するため、それらと就職活動のバランスを上手くとる必要があります。下記は、日本人学生の多くがターゲットとする日本での就職を前提としたスケジュールの一例です。学生個人や狙う業界によりスケジュールは大分異なりますので、その点はご留意ください。また、日本国外での就職を狙う場合は、スケジュールが大分異なってきます。

5月-7月 日本で開催される投資銀行やコンサルティングファームでの壮行会やその他のMBAの学生を対象にしたキャリア関係のイベントに出席。この間に、リクルーティングエージェンシーなどともコンタクトを取っておくのが良いかもしれません。
渡英
8月 履歴書、職務経歴書、CVの準備を始める。ボストンキャリアフォーラムに参加する場合は、忙しい時期に準備を行うという自体を避けるため、この時点から準備を始めた方が良いように思います。
第1タームが開始
9月 学校のキャリアサービスが稼働し出し、CVやカバーレター作成の指導を受けます。ただし、キャパシティの関係で、キャリアサービスのサポートを受けるためのスケジュールがなかなか取れないこともあるので留意が必要です。ボストンキャリアフォーラムに参加する場合、企業への応募を開始します。
9月〜12月 ボストンキャリアフォーラムに参加する企業との事前面談。電話での面接が中心ですが、ロンドンまで面接を受けに出かけることもあります。
9月〜11月 コンサルティングファームや投資銀行などに限られるもののロンドンでの企業の説明会が開催されることもあります。
11月 ボストンキャリアフォーラム参加。CVPのピークと重なるため、チームメイトとの事前調整が必須。
第1タームが終了
12月〜1月 最初の学期が12月の中旬に終了し、1月初旬のテストの間まで、日本に帰国して面接を受ける人も多いようです。ボストンキャリアフォーラムで応募した会社の結果はここまでに判明することが多いように思います。
第2タームが開始
2月〜3月 年末年始に日本に帰った場合、電話等での面接が続くこともあります。イースター休暇前後の帰国に向けて、企業へ応募する人もいます。
第2タームが終了、その直後にGCPが開始
4月初旬 GCP期間中(イースタ休暇前後)に日本に帰国し、面接を受ける人もいます。GCPのスケジュールとの調整が必要になります。中国や日本で行われるGCPに参加し、第3ターム直前に頻繁に日本に帰国するという手法を考える人もいます。
第3タームが開始
4月〜6月 リクルーティングエージェンシーを通じた活動や中途採用への応募が活発になります。4月に面接を受けた企業との話が継続する場合もあります。6月にロンドンでのキャリアフォーラムがありますが、近年は参加する企業の数は相当絞られてしまっています。
第3タームが終了
7月以降 リクルーティングエージェンシーを通じた活動や中途採用に応募などの活動を行う人もいます。7月以降は日本に滞在することができますので、短期間に活動をまとめてしまいたい人は、ここでまとめて活動を行うこともできます。また、インターンシップをこの期間に行うことも可能で、インターンシップを通じた就職活動を行いたい人はここまでにインターンシップの機会を確保する必要があります。フルタイムとインターンシップのいずれを狙いにいくかに関しては検討を要するところです。
7月〜11月 勤務を開始(学校のスケジュールとの関係では、7月の初めから勤務をすることが可能であると思われます。)。企業によっては、成績証明書を入社前に提出することを求められます。成績の確定までは時間がかかりますので、書類が必要な場合、MBAオフィスと話をする必要が出てきます。

卒業生ネットワーク

もともとロンドンおよびケンブリッジ周辺で働いている卒業生は多く、企業説明会でリクルートする側として卒業生が来校されたり、パブでのネットワーキングイベントが多く開催されるなど、普段から卒業生ネットワークが強く活かされています。
http://www.alumni.jbs.cam.ac.uk/ngen_public/default.asp
ケンブリッジMBAプログラムにおいて、日本人卒業生ネットワークによるサポートの素晴らしさは定評があります。 普段からオンラインでのコミュニケーションが行われているほか、新入生の歓送会・学校説明会でのサポートなどの機会を利用して卒業生どおしのネットワーキングが活発に行われています。

卒業後のキャリア

卒業後のキャリア-MBAクラス全体

MBA入学前のバックグラウンドと同じく、卒業後の進路も多様です。

2006年卒業生の場合、コンサルティング、金融が主な就職先業界となっていますが、その他はテクノロジー・IT、ヘルス・製薬・バイオテック、通信、不動産、エネルギー・公益事業、消費財・小売業、自動車、製造業・エンジニアリング、メディア・コミュニケーション、公共組織・非営利組織他と多岐に亘っています。

ファンクション別に見ると、やはりコンサルティング及び金融が人気ですが、1割強はアントレプレナーとしての道を選んでいます(ケンブリッジのベンチャー企業への就職が多いと思われます)。また、ロケーション別では、6割強がロンドンを中心としたイギリスでの就職を選択しています。

キャリアチェンジという観点で見ると、卒業生の68%が業界を、61%がファンクションを、52%がロケーションを変更することに成功しています。

なお、卒業後の平均給与は、本給で100,341ドル、ボーナス等を含めたパッケージで128,165ドルとなっています。

卒業後のキャリア-日本人卒業生

日本人卒業生の進路も、クラス全体と同じく、多岐に亘ります。

社費・公費派遣の卒業生が派遣元の組織に戻る他、MBA前の業界・ファンクションでさらなるキャリアアップを図る人、MBA取得を契機にキャリアチェンジを達成した人と様々です。多くの卒業生が日本での就職を選んでいますが、イギリスあるいはその他のヨーロッパ諸国での就職を果たす人もいます。